僕の作った料理食べる?と聞かれたら、本当は満腹で食べたくないけど「はい食べます」と応えてしまう人もいます。食べても食べなくてもどっちでもいいよと余裕を持った質問だったら、正直な気持ちを答えてくれます。Noと言って全然いいよの気持ちで接することで本当の事を言ってくれる関係になれます。
食べて欲しいとか、食べると言って欲しいという気持ちがあると、食べると言わせる質問の仕方になってしまうよ。
食べる?
食べるよね?
食べないって言わないよね?
こんな質問を受けたら、怖くなって逃げ出すかも。
そうではなくて、食べてくれてもいいし、食べなくてもいいし、全く遠慮しないで正直に言ってくれていいんだよ。食べないって言われても、僕が気を悪くすることなんてないから、安心して答えて。
Noと言ってくれて全然いいんだよ。
こうやってゆとりを持って、話をするようになると、正直に話してくれる、嘘をつかれない関係が出来上がってくるよ。
Noと言っても全然いいんだよの気持ちを伝える質問のコツは、
「Yes or No」
食べる?食べない?
どっちの答えでもいいよ、という気持ちを含ませて質問すると、応える人も楽になるんだよね。
営業の時もおんなじで、
Noと言ってくれて全然いいですよ の気持ちで。
買う?買わない?
って聞いてみる。
どちらの答えでもいいんですよ。
私はお客さんの気持ちを大切にしますよ。
慣れてくると、こんなメッセージを届けられるようになってくるよ。