『住まいと環境』学習

住宅に求められる5つのこと

住居を選ぶには5つの基準を満たす事が大切です

住居に求められている5つの基準とは

  1. 快適性
  2. 安全性
  3. 耐久性
  4. 可変性
  5. 環境性

の5つです。

なぜ住居には、この5つの基準を満たすことが求められるのでしょう。

それは、5つのどれが欠けても、長く暮らしたいと思える家にならないからです。

快適性

住居に求められる5つの基準の一つ目は快適性です。

快適性をよくするための項目は

  1. 明るさ
  2. 温度
  3. 湿度
  4. 匂い
  5. 空気中の有害物質
  6. 振動

です。

これらをコントロール出来ると、快適な住居に近づく事ができます。

安全性

住居に求められる基準の2つ目は安全性です。安全性には2つあります。

  1. 外から迫る危険を防ぐ性能。
  2. 日常生活で怪我をしにくい性能。

外からの危険を防ぐ

1.は
地震、風、雨、雷、火、雪、飛来物、破壊者からの危険を防ぐこと。

日常生活で怪我をしにくい


2.は
滑る、つまづく、転ぶ、当たる、刺さるといった怪我をしないこと。

耐久性

住居に求められる基準の3つ目は耐久性です。
耐久性とはじんわりと建物を痛めることに耐える力です。


太陽の光の強い紫外線で色が褪せたりひび割れができたり、冬に凍結融解が繰り返され素材の内部から壊れてくるなど、これらの経年劣化に耐えて長く使える建物であることが求められます。

可変性

住居に求められる基準の4つ目は可変性です。


可変性とは、後から変えられるという事です。
住まい手の変化に合わせて、変えることができると長く使える住居になります。間取りを変えたり、設備を入れ替えやすいように、あらかじめ計画しておきます。増築や減築、窓の変更ができることも可変性になります。

環境性

住まいを快適にするには、エネルギーを沢山使えば簡単です。けれども現代ではそんな暮らし方は求められていません。なぜならエネルギーを沢山使うことは環境に良く無いことにつながると知っているからです。快適に過ごせるけど、エネルギーはほとんど使っていない。そんな住まいが求められています。

まとめ

住居に求められている5つの基準とは

  1. 快適性
  2. 安全性
  3. 耐久性
  4. 可変性
  5. 環境性

の5つです。

これら、5つの基準を満たす事で、長く暮らしたいと思える家になっていきます。

ABOUT ME
ふとっしぃ
神戸市で新築戸建て住宅営業を始め、29歳の時に西宮市で阪神淡路大震災の被災。 不景気に苦しんだ経験から、景気に左右されない営業方法を求めて顧客獲得実践会へ入会。 ダイレクトレスポンスマーケティング、高確率セールス法を学び、社内初のホームページを作成し、ブログ、メールマガジンの配信を行いました。 新築住宅167棟を売り上げ営業を離れ、1500人が来場する大工場見学会の運営を行いました。若手営業研修を受け持ち、新人年間退職者ゼロ、成約率第一位を達成できたのは嬉しかった事です。『住まいと環境学習プログラム』の開発に参加。10年間で中学校の住まいの授業を200時限実施し、第6回キャリア教育アワードの最高峰、経済産業大臣賞最優秀賞大賞を受賞に貢献できました。